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ELYZA（東京都文京区）は、自社の「ELYZA LLM for JP」シリーズに新たなモデルを追加した。新モデル「Llama-3-ELYZA-JP-70B」と「Llama-3-ELYZA-JP-8B」は、Meta社の「Llama 3」を基に開発され、それぞれ700億、80億パラメータを有する。これらは日本語に特化した学習を施し、性能を大幅に向上させた。

「Llama-3-ELYZA-JP-70B」は、国内モデルの中で最高性能を誇り、「GPT-4」や「Claude 3 Sonnet」などの商用グローバルモデルと同等かそれ以上の性能を実現している。ELYZAは、このモデルを企業向けに提供し、チャット形式のデモサイトも公開している。一方、「Llama-3-ELYZA-JP-8B」は、軽量ながら「GPT-3.5 turbo」を上回る性能を持ち、一般に公開されている。

ELYZAは、これらのモデルを通じて、国内でのLLMの社会実装を促進し、LLMの研究開発を支援する方針だ。開発プロセスや評価に関する詳細は、note記事で公開されており、関心のある者は参照できる。また、今後も「Llama」シリーズの日本語化や独自のLLM開発に投資を続けるとしている。